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【悲報】糖毒バカ、多分マジ泣き(笑)!「日経トレンディ」が裏切りをはたらく

3ヶ月以上前の
話題でスマン(苦笑)!
知らんかったらチェック



 今更ではありますが私は弊ブログで糖質制限を吹聴して回る医者(っぽい芸人)のみならずそいつらと二人三脚しているマスコミ産業(主に出版社)をも批判してきました。”糖毒出版社死天王”が東洋経済新報社・宝島社・光文社・日経BP。このうち2社が経済を売り物にしているってのがなぁ。労働力の質的低下を招くような言説をバラまいてどないすんねん。



 その日経BPの定期刊行物の「日経トレンディ」2018年4月号(3月発売)になんとも楽しいことが。特集は「疲れないが一生続く!最高の食事&筋トレ」。その中に「糖質制限は本当に効果ある?健康常識のウソ・ホントを科学する」なんてテーマが。そしてコレを読むと・・・糖毒馬鹿、多分発狂するんちゃうかなぁ?



糖質制限は
確かに体重は減る。
しかし・・・



 最初のテーマ内テーマは”低糖質ダイエットは他よりも優れている?”。食品メーカー・外食産業・中食産業などでは糖質制限・低糖質が大人気。”麺なしラーメン”とか”シャリなし寿司”とか「お前バカなのか?絶対バカだろお前?」と言いたくなるような商品が本当に存在するイヤな世間になりました。でも大抵の場合その結果は”個人の主観”程度のモノ。果たして実際のところどーなんか?別に肩書で判断するわけではないが佐々木敏・東京大学大学院医学系研究科社会予防疫学分野教授曰く「1つの研究結果だけで普遍的な結論を得るのは難しい」とのこと。



 そこで、信頼度の高い論文をまとめた「系統的レビュー」や複数の研究を統計学的に解明する「メタ・アナリシス」などの分析手法を用いると、それまで常識と思い込んでいた健康情報の”真実”が浮かび上がってくるという。

 そうした観点で見たところ、「糖質制限ダイエットの減量効果は、他のダイエットと比べて特に目立った優劣はなかった」と佐々木氏は予想外の答えを口にする。多くのダイエット法を「低糖質」「低脂質」「バランス」の3つのグループに分類し、それらに関する59の論文を統計学的に分析。7286人が対象の膨大な調査によって明らかになったのは、「どのダイエット法も同じくらいやせる」というまるで肩透かしのような事実だった。

 総エネルギー量をほぼそろえたこの調査では、低糖質、低脂質、バランスの3グループとも6ヵ月後には一様に体重が大きく減少した。制限するのが糖質でも脂質でも、「摂取するエネルギーの少量を減らせばやせていくのは自然の摂理」(佐々木氏)。結局のところ、糖質制限は他のダイエットと同様に、エネルギー制限(カロリー制限)で体重が減ったという見方もできるのだ。

同号P24~25



糖質制限 脂質制限 比較

Johnston BC, et al Comparison of weight loss among named diet programs in overweight and obese adults, a meta-analysis. JAMA 2014;312-923-933
『日経トレンディ』2018.4月号P24から
弊ブログ主が制作



 言わせてもらおう。

「何を今更言うとんねん!」



 いやねえ、私さんざん弊ブログで言うてきたんですけどねぇ・・・まあいいや。次行ってみよう。



非常なる追い討ち
タンパク質は
多く摂るべき?


 しかし糖毒バカにも言い分はあるだろう。「どんな食事制限でも総エネルギー量を一定に抑えなければいけない、それは仕方ない。でも肉食べ放題なら糖質制限のほうがいいじゃないか?」とかね。フムフム、じゃあそれはどうなのか?その点についても言及がある。



 タンパク質の摂取量とその後の変化を11年の間に追跡した研究を見てみると、腎機能がすでに少し落ちていた人のなかではタンパク質を多く摂取していた人のほうが、さらに機能低下を示す傾向にあった。

 タンパク質に含まれる窒素は体で使われた後、腎臓でろ過されて老廃物として排出される。タンパク質を過剰に摂取して、弱っている腎臓に窒素が集まるとそれが負担になり、さらに腎臓の機能が低下する可能性がある。佐々木氏は「腎機能が不安な人に高タンパク質食は進められない」と話す。

同書P25



高タンパク質食 腎機能低下

Ann Intern Med. 2003 Mar 18;138(6):460-7. The impact of protein intake on renal function decline in women with normal renal function or mild renal insufficiency. Knight EL

『日経トレンディ』2018.4月号P25から
弊ブログ主が制作


 一応書いておくと腎臓が弱い人はタンパク質摂取量増加とともに機能低下の傾向があるが、正常な人には関連があまりなかったとのこと。よかったな糖毒バカ、腎臓だけはまともに産んでくれたお袋さんに感謝しろよ!でもまあ、体重1kgあたり2g(運動習慣がある人の場合。ない人は1g程度)より多く摂っても筋肉にはなってくれないのですが。



食物繊維&
果物についても



 この号は他にも面白いことが載っていて楽しいですねぇ。食物繊維は穀物・野菜・果物のいずれが糖尿病予防にもっとも効果的なのか?実は穀物。野菜・果物はリスクを上げるとも下げるとも言えないというなんともしまらない結果に。



穀物 糖尿病

https://www.kelloggsnutrition.com/en_AU/knowledge/Cereal_Fibre/Cereal_fibre_and_type_2_diabetes.html
(これケロッグのサイトだな、しまった!)
↓がリスク低下、↑が上昇


 まあこれもよくよく考えたらわかること。野菜・果物の食物繊維量は言うほどないもんな。一方で穀物はまあまあな量が含まれている。記事中にはこんなことも書いてあるな。



 3大栄養素の炭水化物は、でんぷんやブドウ糖などの糖質と食物繊維からなる。主食である炭水化物の摂取を制限すると食物繊維も不足するため、便秘しやすくなるといわれている

P26



 どっかのバカが「脂肪は摂りすぎた分は吸収されずにケツから出る。だから糖質制限は便秘にはならない・・・」とか言ってたような言ってなかったような・・・まあどーでもいいか、開店休業状態長そうだし(大笑)。



 また果物の摂取量と糖尿病発症を観察したところでは250g/day程度が最も低リスクだった。「果物の糖質がどーたらこーたら」ぬかす連中がおりますが、よ~く考えよう。果物って大体9割が水分だぞ?そんなモンの糖質量なんてたかが知れている。



果物 糖尿病

LI M ,et al Fruit and vegetable intake and risk of type 2 diabetes ; meta-analysis of prospective cohort studies BMJ Open 2014;4;e005497
https://bmjopen.bmj.com/content/4/11/e005497



 最後にちょこっとだけ宣伝。この特集ない特集に協力した佐々木敏・東京大学大学院医学系研究科社会予防疫学分野教授の著書を。『佐々木敏のデータ栄養学のすすめ―氾濫し混乱する「食と健康」の情報を整理する』(女子栄養大学出版部)です。結構値段はしますがそれだけの価値はあります。ワケのわからん一般書よりはね。また佐々木教授は同出版部の定期刊行物「栄養と料理」でも連載を持っていますのでそちらも読んでおこう。



佐々木敏 女子栄養大学

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