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糖毒バカ悔し泣き(笑)、担当管理栄養士の見た”リアルテニスの王子様”

一時ブームになった
グルテンフリー
アレ一体何だったのか



錦織圭 テニスの王子様
リアルテニスの王子様
意外にも島根県松江市出身


 プロテニス選手のノバク・ジョコビッチ選手が糖毒バカやあいつらをカモにしてる業界人の間でもてはやされた時期があった。何でも小麦製品を食べない”グルテンフリー”という食事法を実施しているのだとか。まあそれ自体は構わんのだが何故かその食生活をしていない、という理由で日本のプロテニス選手の錦織圭選手をけなしていた。「錦織がジョコビッチに勝てないのは糖質を食っているからだ」とかいう奇妙な理屈で。



 これまでに錦織選手ほどに通用した日本の男子テニス選手がいないこと(つまり元々難しい)、他のトッププロ(たとえばラファエル・ナダル選手など)が必ずしもそういう食生活をしていないことを考えればケトン脳ってのはずいぶんと短絡的・慌て者やねんなぁ。



 では錦織選手は一体何を食べていたのか?2011年から3年間彼の管理栄養士を務めた細野恵美氏(森永製菓〈株〉ウイダートレーニングラボ所属)の書いた一流アスリートの食事 勝負メシの作り方』(三五館)にそれが書いてあった。



2011年当時の
王子様の課題
糖毒バカはやはりバカ(笑)



細野恵美 管理栄養士
ここから買っても私には
ビタ一文入らない・・・


 2011年11月にウイダートレーニングラボで細野栄養士が直に対面した錦織選手の第一印象は「線が細い」だった。



 細い。2011年に錦織選手にはじめて会ったときの印象がそれだった。誤解を避けるために言っておくが、決して悪い意味で言っているのではない。当時の錦織選手は均斉の取れた、きれいな体をしていて、しっかりとした筋肉質の体だった。一流の選手として申し分のない肉体であることは間違いない。それでも海外のトップ10プレーヤーと比べると、線が細い感じがしたのである。

 当時、21歳の錦織選手の身長は178センチで、体重が68キログラムだった。
『一流アスリートの食事 勝負メシの作り方』P84



 女子選手だけどセレーナ・ウィリアムズ選手(175/70)よりも軽かったのね。ましてや欧米の男子トッププロは190㎝近い長身揃いなので10㎝身長差のある錦織選手はフィジカルが厳しかった。そんな圧倒的な体格とパワーを併せ持つ化物と時には数時間に渡ってゲームをしなければならない、そりゃ大変だわな。錦織選手も「もっとスタミナが欲しい」と語っていたそうな。細野栄養士は彼の課題を「疲労回復」「筋量増大」「スタミナ(筋持久力)向上」と判断した。



 「糖毒バカはやはりバカ」と書いておいたので、ここではアイツらがどこがどうバカなのか書いとくわ。相手の事情も知らねぇで好き勝手吠えてんじゃねえよ。それにお前らがやってんのはせいぜい程度の低い目方の減らし方やろ?王子様は筋量増大させんといかんのに・・・まぁええわ。



王子様のお食事
before→after



 錦織選手は米国フロリダに拠点を設け普段はそこで暮らしている。一方細野栄養士が所属する森永製菓は東京の会社、まあ今は通信が発達しているんでE-メールでやり取りできる(便利やね)。普段どんなモンを食べてるのか画像に撮って送ってもらっているうちにあることに気がついた。



 すでに記したように、私たちはメールを通じて、彼のふだんの食事の内容をひとつずつチェックしていった。そこから浮き上がってきたことは、彼が毎日の食事で肉を多く食べすぎていて、糖質の摂取がおろそかになっていたこと。肉類が主食になっていて、ごはんと野菜が主菜や副菜のようになっていた。立場が逆転していたのである。しかも、錦織選手は生まれつき食が細く、肉をたくさん食べてしまうとすぐにお腹が一杯になって、糖質の摂取が難しくなってしまうのだ。これがその傾向にさらに拍車をかけていた。

 ここを変えれば彼の肉体も変わる。スタミナもついてくるはずである。

同書P89



 そして細野栄養士は錦織選手にこう提案した。



 ①肉などタンパク質の摂り過ぎに注意する

 ②炭水化物主体の食事にする

 ③一日の食事を7~8回に小分けにする

 ④リハビリ中の食事は野菜を多めにする



 具体的にどんなものを食べていたのかは教えてくれなかったが、糖毒バカ的には困った食生活になったわけやな。そしてその結果は?



食事変更後の
リアルテニスの王子様の
身体と成績



 3年後の2014年。錦織選手は75㎏まで増量し、どういうわけか体脂肪率は減少していた。現役運動選手なので元々体脂肪率自体は低かったのだがそれがさらに低くなった。筋肉の方がより増えた、ということか?ここでは体脂肪量について触れていないのでこれ以上はなんとも言われへん、歯がゆい・・・。



 競技成績はどうか?2014~16の大雑把な成績を並べてみたで。



錦織圭 戦績


 アッハッハッ!糖毒バカめ、ザマミロ!!私の手柄とちゃうのにエラソーやな(苦笑)。そーいや弊ブログでもゲリてつ(Dr.糖尿モヤシ教祖の子分の1人)をこきおろした過去記事がありましたなぁ・・・懐かしい。



アスリートでも
肉の食い過ぎは
無駄なだけ



 糖毒バカのヤブ医者がよく「糖質制限では肉をたらふく食います。肉はタンパク質だから、食えば食うほど筋肉つきます!」みたいな世迷い事をほざいているのを聞くたびに「コイツ、モルヒネのやり過ぎか?ケトンの効き過ぎで幻覚・幻聴三昧か?」と(こんなアホに言論の場を提供するカス・ゴミニケ―ション各社に対して)イライラする。結論から言うと、そんな異常なこと起こりえません。



 大して運動もしない一般人のタンパク質摂取量の目安は体重1㎏当たり0.8~1.0g、運動選手でも2.0g程度。それ以上摂取したらどうなんねん?



タンパク質 摂取量 摂り過ぎ
上が体タンパク質合成量
下がタンパク質の酸化
(エネルギーとして消費)
画像にリンク貼ってるから見てね


 エネルギーとして消費されるわけですわ。運動選手が増量するのは筋肉を増やすのが目的だから、タンパク質を多く摂ってもある程度以上は無駄なだけ。なお筋肉増やすなら運動後すぐにメシ食った方がええな、別に高タンパク質やのうてもエエから。



ジムに通う人の栄養学 糖質制限 グリコーゲン


 過去に取り上げたジムに通う人の栄養学」(リンク先は弊ブログ記事、スマン)が参考になる。細野栄養士もかなり参考にしているので未読の方、あるいは忘れちゃった方は一読ないし再読を。


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ジャンル : ヘルス・ダイエット

【朗報?】意外と浸透・普及してい・・・ることもなかった糖質制限

「日経MJ」で
糖質制限の
こんな記事が



 本屋やコンビニの棚に糖質制限の本が並んでいることが珍しくない忌々しいことこの上ない昨今、「日経MJ」2017年12月10日号(この新聞は隔日発行)に外食店の低糖質メニューについてのアンケート結果が載っていた。調査はインターネットを使って10月2~11日に首都圏・関西圏・東海圏在住の20~69歳の男女にあたり、1万472人の有効回答を得た。引用は何もない場合この号11Pからのものとする。



 リクルートライフスタイル(東京・千代田)の「ホットペッパーグルメ外食総研」の調査で、外食店の低糖質(ロカボ)メニューについて、過半数の52.6%が今後外食店で「食べてみたいと思う」と答えた。直近1年で「食べたことがある」人は14.7%。消費者の健康志向が高まるなか、市場開拓の余地は大きい。



 へぇ、意外に少ないんだな。まあこれだけでは「食べたことがある」14.7%がその後も継続して食べているのか、一回食べたら「もういいや」になったのかまでは分からないけど。



構成上楽しそうな
こっちから紹介



低糖質 ロカボ バカ


 日経グループは糖質制限・低糖質で稼ぎたいから記事中では後回しにしていたけど(笑)先にこっちから書いておきたい。いや、当ブログの構造上の理由で。


 これらの他の少数意見としては「割高」「一過性の流行だ」と言う人も各15%前後いた。”食べてもらうにはネガティブなイメージの払拭も課題だ”と記事中では書いているが、私としては食べたくない理由に「Dr.糖尿モヤシ教祖やバカボ山田がどう見てもうさんくさい」「富山の狂気のMEC主婦みたいな糖質制限に絡めとられた奴のブログを読んでドン引きした」「あないなアホになったら会社クビになるから」等の理由が上位になかったことが残念ですわ(爆笑)。なおネガティブイメージ払拭の有力な方法としては「積極的な情報公開」なんですけど、これ全然やってへんでしょ?「ウソも100ぺん言えば真に受ける奴が・・・」やからなあ。



 食べてみたい理由はこんなんです。特に言及する必要もないか。



低糖質 ロカボ インチキ


実際に食べてる・
食べたがってるのは
こんな連中



 わざわざ外食で低糖質メニューなんぞを頼むバカはどんな性別・年代に多いのか?20代男女・30代男性で6割か。比較的若い独身世代が単純に外食利用率が高かったんかな?



低糖質 ロカボ 健康情報


 一方こんなアホなモンを食べてみたいという物好きが多かったのは上から順に30代女性・20代女性・50代女性。「現在低糖質を意識した食事を心掛けている」人が最も多かったのは60代女性。故桐山秀樹氏(もうすぐ2年になるのか、早いなあ)が大昔に女性を舐めきったことを文芸春秋のサイトで吹いてましたが、女性の少なからずが健康情報のリテラシーが低いのも事実なんだなあと改めて実感。弊ブログは結構女性読者が多いのでもっと頑張って邪悪なモノどもと闘わなければ(苦笑)。




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遅ればせながら補足説明 脳卒中と動物性タンパク質と脂質

書きたいことは多いのに
なぜか筆が動かない
嗚呼、困った困った



 結構書きたいこと、書かなきゃいけないことがあるのになぜか筆(いや、指か)が動かない!ずいぶん筆不精になっちまったなあ、反省。でも必ず書くので物好きな弊ブログ愛読者の皆さん、応援よろしく!


 少し前に取り上げた近藤誠氏の記事で「?」と感じたことがあったのでそれを遅ればせながら書きました。



”一般的に体重が減るとコレステロールや中性脂肪の値も下がりますが、特に前者は細胞を包む細胞膜の原料などになる重要成分です。つまり、必要以上に体重を落とした場合、細胞膜の強度もそれだけ脆弱になっていく。糖質制限ダイエットでがんや心血管疾患による死亡が増えたのも、細胞膜の強度が落ちてがん細胞の増殖を許したり、血管を形成する細胞が脆くなったりしたため、と考えることには妥当性があります

”【前略】それでもがんや心血管疾患による死亡が増えたのは、今説明した理由によるものと考えられますが、より広い視点に立てば、栄養不足が体の抵抗力を弱めた結果ということもできるでしょう。事実、第二次世界大戦前、『人生50年』などと言われていた日本が、今日、世界トップクラスの長寿国になりえたのも、極悪だった栄養状態が劇的に改善されて、日本人の体の抵抗力が一気に増していったからなのです”

「サンデー毎日」2017.10.01 21P


死因ベスト3 脳血管疾患 心疾患


 私は結構誤字が多いな、申し訳ない。上記引用の文章、上の段落と下の段落のつじつまが合わないので変だ。脳血管疾患の死因数の順位が落ちていることを理由にしたのですが、それの補強をさらに。あまり糖質制限とは関係ないかもしれないが近藤氏が糖質制限を話題にしていたので取り上げる。「主張が同じ≒味方」と必ずしも考えねえんですよあたしゃあ不器用なモンで。だから人気あらへんのかなぁ(苦笑)。



脳卒中
(脳梗塞/脳内出血)って
こんな病気



 まずは脳卒中(脳血管疾患って大体これ)の説明から。当記事に関連があるところのみを書き抜いているのと適宜に改行しているので興味がある方は『南山堂 医学大辞典』を読んでや。


脳卒中 のうそっちゅう [英cerebral apollexy 独zerebrale Apoplexie 仏apoplexie cerebrale ラapoplexia cerebri]


【前略】



脳卒中とは脳血管が詰まり、または破れて出血して、脳に酸素や栄養を供給できなくなったり、脳が破壊されたりした病気の総称で、脳血管障害ともいわれる。脳卒中の分類として、脳の血管が詰まる脳梗塞cerebral infarctionと頭蓋内出血intracranial hemorrhageがある。


脳梗塞には3つのタイプがあり、高血圧、加齢などが原因で脳の深い部分に直径1.5㎝以下の大きさで、細い血管が詰まって起こるラクナ梗塞lacunar infarctionと、糖尿病、脂質異常症、高血圧などが原因で脳動脈、頸動脈などの太い血管に動脈硬化が起こり血管が詰まるアテローム血栓性梗塞atherothrombotic infarction、そして心房細動や心臓弁膜症が原因で心臓に生じた血栓が流れて脳の血管が詰まる心原性脳塞栓症cardiogenic cerebral embolismなどがある。頭蓋内出血を起こすものに脳出血cerebral hemorrhageとクモ膜下出血subarachnoid hemorrhageがある。脳出血は高血圧や加齢のために血管壁に変性が起こり、傷害を受けたところが破れて出血を起こすもので、クモ膜下出血は脳を覆っているクモ膜と軟膜の間のクモ膜下腔に脳動脈瘤の破裂や脳動静脈奇形の破裂により血液が広がるもので、激しい頭痛を示す。脳卒中の危険因子としてとくに重要なのは、脳梗塞では高血圧、糖尿病、脂質異常症、加齢で、心原性脳塞栓症では心房細動である。

【後略】



『南山堂医学大辞典』(20版)P1902



 私自身も深く考えてなかったけど、脳梗塞は脳卒中の一種類なのか。知識の確認ってのはやっとかんとアカンなあ。



奥田昌子医師の
新書にも脳出血の
言及があるで



日本人の体質 講談社ブルーバックス 糖質制限


 以前も紹介した奥田医師の欧米人とはこんなに違った日本人の「体質」も脳出血について言及があったので紹介します。



【前略】東北地方、とくに秋田県は脳出血による死亡率が高く、長年にわたって対策を進めてきました。そのため膨大な研究データの蓄積があります。1950年代の初めには、高血圧患者さんの割合が秋田県の農村は60%にのぼり、これとは対照的に、脳出血が少なかった岩手県の漁村では20%と報告されていました。その差、なんと3倍です。


 この二つの地域を比較したところ、冬になると厳しく冷え込むのは同じでも、生活習慣に大きな違いがあることがわかりました。脳出血が多い農村の人は、冬は雪に閉ざされて新鮮な野菜や魚が手に入らないので、塩味の強い漬物や干し魚を食べていました。米どころであったことから、どぶろく作りが盛んで、屋内で酒を酌み交わしながら静かに春を待つのが常でした。その一方、脳出血が少ない漁村の人たちは、海藻や野菜、そして新鮮な魚を多く食べる一方で、米が不足しがちだったためにあまり飲酒をせず、冬も漁に出て体を動かしていたのです。


 新鮮な魚は質の良い動物性蛋白質を含んでいます。蛋白質は血管を丈夫にしますし、動物性蛋白質に多く含まれる含硫アミノ酸という成分は、交感神経の興奮をしずめて血圧を下げる働きがあります。そのため秋田県全域で、減塩指導とともに、魚や肉に含まれる動物性蛋白質の摂取を進め、必要に応じて血圧を下げる薬を使用したところ、脳出血による死亡が激減しました。


『欧米人とはこんなに違った日本人の「体質」』P88~89



 秋田の田舎の場合、塩分過多・酒の飲み過ぎ(これらによる高血圧)・良質なタンパク質の不足・運動不足(雪かきくらいはするかもしれんが)が原因の脳出血ということになる。ということはラクナ梗塞か脳出血だろうな。



「和食はヘルシー!」
いや、それがそうでも
あらへんのよ(笑)



 少し前に巷で「和食はヘルシー!」とか言われてたらしいけど、アレいいのかな?日本の食事がヘルシー(健康的?)になったのは戦後からなんだけどなあ。奥田医師の続きをやるで!



 100年前の日本人が摂取する蛋白質は95%が植物性で、動物性蛋白質はほとんど取っていませんでした。しかし戦後に入ってきた米国の食文化の影響もあって、動物性蛋白質の摂取が急速に増え、その一方で植物性蛋白質の摂取が減少しました。その結果、1980年ごろから動物性と植物性の摂取量がほぼ同じ状態が続いています。脳出血の発症率はぐんぐん下がり、この時期以降、日本は長寿世界一になりました。


 蛋白質だけではありません。脂肪には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸が含まれています。その比率は食品によって違い、肉の脂肪はおおむね飽和脂肪酸が多く、魚の脂肪はたいてい不飽和脂肪酸が多くなっています。(略)日本人を対象とするコホート研究から、飽和脂肪酸を多く摂取する人ほど、日本人に多いタイプの脳出血と脳梗塞の発症率が下がることが示されました。飽和脂肪酸に血管を丈夫にする作用があるからではないかと考えられています。


 ただし、動物性食品の摂取を増やすのは危険と紙一重です。とくに肉は脂肪の摂り過ぎにつながりやすく、糖尿病、心筋梗塞、他のタイプの脳梗塞、そして一部のがんの発症率が上がります。動物性食品の摂取は、これ以上増やさないほうが良いでしょう。


同書P89~91



 引用中の”他のタイプの脳梗塞”、前後から考えてアテローム血栓性梗塞atherothrombotic infarctionのことでしょう。これからわかるのは「長生きしたけりゃ肉は食べるなちゃんとそこそこ食っとけ!」ってこと。いかにして飽和脂肪酸を摂り過ぎずにタンパク質を摂るのか、それが大事やな(一応奥田医師にも弓を引いておきます)。しかしアレですなぁ。年寄りには(いや、誰でもやけど)絶対にMad・Excentric・Crazy、略してMEC食なんかやらせちゃいけませんな(爆笑)!前の記事にも載せましたが日本の人の栄養摂取量の移り変わりを表にしたのでどうぞ読んで!



日本人栄養摂取推移 

動物性たんぱく質 動物性脂質

つくづく思うけど私
よくこんなしんどいこと
やってるなあ


 それではそろそろ〆を。「サンデー毎日」の記事の近藤氏の主張「栄養不足でがんなり心血管疾患が増えた」はあまり的を射てはいないな、むしろ栄養(飽和脂肪酸)過多と運動不足が原因だろうにと感じたので書きました。知名度の差はいかんともしがたいのですが(苦笑)近藤氏のファンが真に受ける前に読んでくれたらありがたいなあ。




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【大悲報】「週刊ポスト」が糖毒バカを裏切る!でも糖質制限は”健康常識”じゃねぇぞ(笑)

一体何があった?
表紙見出しで
”糖質制限で
糖尿病になる”



糖尿病 週刊ポスト 小学館
「時代を先取りする
ビジネスマンの情報参謀」?

素人投稿・・・
無修正工口・・・
こんな情報いらんやろ(爆笑)


 読者諸賢もご存知の通り「週刊ポスト」9月22日号の表紙になかなか楽しい記事が掲載された。「〈”健康常識”を疑え!〉糖質制限すると糖尿病になる 衝撃のデータ&論文を公開する」がそれで、その広告を見た糖毒狂信者どもに文字通りの衝撃が走った。そして反発してキーキーわめいている。でもねえ、お前らどうせ糖質制限やめねぇんだろ?だったら別にいいじゃねえか(爆笑)。



 しかしあの「週刊ポスト」がねぇ、別に世間で糖質制限についてネガティブな出来事があったわけでもないのに。一体何があったのか。



 こんなことを書くのもアレですが、内容自体は弊ブログや王城恋太さんのブログの愛読者であるなら「いや、それなら大体知ってるよ」というものでした(それでもやらんよりは随分いいのですが)。大雑把にまとめると以下の通りになる。なお特に記名がなければ「週刊ポスト」同号からの引用です。



”糖質制限すると
糖尿病に!”を
雑にまとめるよ



 ・炭水化物摂取量は2002年には271.2g/dayだったが14年には255.8g/dayまで減少した。その一方で同時期の糖尿病患者は228万人から317万人まで増加した。



糖尿病パラドックス 患者数
リンク先は
高田名誉教授の
新書について


 高田明和浜松医科大学名誉教授は「糖質制限が糖尿病の原因となっている可能性がある」とさえ言う。


 ”低血糖状態から体を守るために、コルチゾールは糖新生と同時に、上げた血糖値を維持するために『インスリン』の効きを悪くして血糖値が下がるのを防ごうとしてしまいます。

 そうなると、今度はインスリンが効かなくなってしまう。その結果、血糖値を下げられなくなって、糖尿病になるという可能性が指摘されているのです

P43~44




 ”高齢者は加齢に伴って筋肉繊維が細くなり、筋肉が衰えている。その状態で糖質制限により『糖新生』が起きると、筋肉がさらに衰えてしまいます。

 筋肉が衰えすぎてしまうと、L-システインというアミノ酸の血中濃度が増し、さらにインスリンの効きが悪くなって血糖値を低くコントロールできなくなることが研究でわかっています

P44



 ラモント教授(メルボルン大学)は2016年に『nature』オンライン版で「低炭水化物食(糖質制限食)を与えたマウスはβ細胞の機能が減少していた」論文を発表した。



 コニング教授(ハーバード大学公衆衛生大学院)らは2010年に4万人以上の一般男性を20年以上追跡調査して食生活と糖尿病発症リスクの関係を調べた結果、低炭水化物かつ動物性タンパク質&動物性脂肪を多く摂取した群が糖尿病発生リスクが最も高かった。食事内容が大量の赤身肉や加工肉を含むとさらにその傾向が顕著だった(植物性のタンパク質と脂質が多い群はリスクがあまり増加しなかった)。


糖質制限を行うと、必ず『脂質』か『たんぱく質』のどちらかの摂取量を増やさなければなりません。これは、炭水化物の代わりに肉などを多く摂ることが糖尿病につながったという研究結果です”

北品川川藤クリニック院長で内科医の石原藤樹氏



 12年にハーバード大が糖質とタンパク質の摂取に関しての発表(前述とは別)。約4万3000人を対象に食事と糖尿病発症の関係性について調べた結果、糖質摂取減とたんぱく質摂取増が同時だと心筋梗塞や脳卒中といった血管の障害が増加することが判明した。



 糖質制限は本来ダイエット法ではなく「糖尿病治療」。しかし「予防」に有効かどうかは怪しい。2015年に科学雑誌『PLOSONE』に掲載された国立がん研究センターの研究(40~69歳の日本人男女6万人の5年間の追跡調査)では女性は炭水化物の摂取が少ないほど糖尿病発生リスクが下がったが男性にはその関連が見られなかった。



 とまあこんな感じではある。けどコレらの少なからずは弊ブログや王城さんのブログで書いてたことのような気がします(笑)。



しかしそこは
「週刊ポスト」
抜けてるところも多い!



 糖毒バカや糖毒で儲けてる奴らの反発を承知で踏み切ったことはいいのだが、残念だなという点も結構ある。まず「米ハーバード大ほか最新研究が・・・」とかやってるなら論文・研究の情報のURLをどこかに書いておいてほしかった。そうすれば記事の信憑性は上がるし糖毒バカのイチャモンは単なるイチャモンで処理できる。なお参考リンクは私が手作業でやりました、言うほど手間はかからんかったけど。


低炭水化物食(糖質制限食)を与えたマウスはβ細胞の機能が減少していた」論文


2010年に4万人以上の一般男性を20年以上追跡調査して食生活と糖尿病発症リスクの関係を調べた結果


12年にハーバード大が糖質とタンパク質の摂取に関しての発表


低炭水化物スコアと糖尿病との関連について



 P44に大前研一氏の著書の広告を載せるくらいならそこにURLと高校生向けの生物の参考書(血糖値や糖尿病のお勉強ができる!)の広告を載せてもよかったのに(笑)。というか、ちゃんと勉強してたら



血糖の量を示す「血糖値」は食事をすると増加し、通常は食後1~2時間をピークに減少する。

このとき、一定の時間を超えても血糖値が下がらない状態が「糖尿病」だ。

【後略】


P42


 みたいなことは書かへんけどなぁ。正常ならばピークは1時間後。2時間後血糖だけどちゃんとした身体なら100mg/dL以下になってるよ。しつこいかもしれないけどP42~43は高校生物のテキストや参考書で説明したらいいんだけど・・・まさか「週刊ポスト」編集部に出入りしてる人間はみんな私立大学文系卒、しかも最初から理科(および数学)の勉強してない奴らか(爆笑)!?だとしたら相当マズいぞたとえ世襲の会社だとしても



 現在では、米国糖尿病学会が発表している『2014年版 糖尿病臨床ガイドライン』に、糖質制限は「1型糖尿病と2型糖尿病を含む、すべての糖尿病患者に推奨される」とある。

P45



 米国人向けの(文字通りのUSA first!)ガイドラインに何故日本語が使われてるのか考えたことあんのかよ(爆笑)?間違っても推奨はされてねーぞ。

米国糖尿病学会 糖質制限 2型糖尿病


"Evidence suggests that there is not an ideal percentage of calories from carbohydrate, protein, and fat for all people with diabetes B; therefore, macronutrient distribution should be based on individualized assessment of current eating patterns, preferences, and metabolic goals."


Standards of Medical Care in Diabetes-2014
英文読解くらいは自力でやれよ



 どっちみち似たようなこと書いてるんやから、2017年版にすりゃいいのに。しかし英語もインターネットも苦手、しかも情報リテラシーが怪しい・・・こんなんで大丈夫か小学館?ついでに書くとこのGuideline、翻訳して印刷して売れば結構もうかるんと違う(笑)?日本糖尿病学会は大至急それやらないと。そしてその売り上げで糖毒バカ対策をやればいいんです(爆笑)!



何でココナッツが
ここにおんねん?
情報の吟味ができねぇ
イタイで小学館(笑)



 あとこの記事書いた奴と掲載にGOサインを出した奴の見識を疑うのは読者諸賢おなじみのココナッツ白澤(白澤卓二)のコメントを載せてるんですわ、グリセミック・インデックスに関して。なんであんなのに聞きに行くかなぁ・・・まぁ簡単にコメント取れるからかな(苦笑)。



 また、小麦や米は、精製によって”取り除かれた部分”に血糖値を下げる食物繊維やミネラルが豊富に含まれている。できるだけ精製されていない米や全粒粉でできたパンを食べることで、血糖値の上昇を抑えられます

P45



 GI値の説明だったらココナッツやのうてもええやん、何もいわくつきの奴(グルテンフリー・ココナッツ油etcおかしなことやってる)を起用せんでも。それこそ奥田昌子医師でいいじゃん?



 そしてそれがどういうふうにひねくったんか知らんが「太りやすい糖質と太りにくい糖質」に同ページで飛躍している(笑)。「一般財団法人日本ダイエットスペシャリスト協会」なる団体を出典にした表まで書いて。で、この表を再現してみました、弊ブログ読者諸賢と偶然やってきた一元さんのために。少し気になったのでThe University of Sydneyのサイト(GLYCEMIC INDEX FOUNDATION)からGI値の表も作ってみました、何でここまでしちゃうかな私(笑)。いや、大塚製薬のGI値の説明でシドニー大学について言及されてたからさ。



GI値 グリセリックインデックス

Univ.Sydney


 豪州と日本とで食品成分が違うのかもしれないけど(いや、そんなこたぁないか)これ見るとパスタ(スパゲティおよびマカロニ)はGI値が低いが(GI値55未満が低GI)なんでこれ書かへんかったんですかね?


 それと「どうすれば血糖値の急上昇を抑えられるか?」が話題なのにGI値や食べ方だけを書くのもあまり頭がよくないな、「週刊ポスト」。私やったらこう書くね。


・ある程度の野菜(というか食物繊維)を食べておくと炭水化物を食べても血糖の上昇が緩やかになる。


・GI値は「食品を単品で食べた場合」なので(参考にしてもいいが)それほど当てにはならない。「白御飯をレバニラ炒めと一緒に食べたらどうなる」?


・筋肉(骨格筋)が多いと血糖値が上がりにくくなる。また強度の高い運動をすると血糖が消費されるので血糖値も下がる。


・内臓脂肪が少ないとインスリンが効きやすくなる(インスリン抵抗性が下がる)。



 手前味噌で恐縮ですが私や王城さんのブログのurlでも書いてくれたらそれで良質な記事になったような気がする(笑)。でも高給取りの小学館の正社員のことを考えると、なんか世の中なんかどうにでもなっちまえという気分になってくんねんなぁ(苦笑)。




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読んで欲しい本『ニセ科学を見抜くセンス』 糖毒バカに対しても効果があるよ、多分!

大体こんなこと
書いてます
(守備範囲外だけど)



ニセ科学 左巻健男 EM菌

amazonの書評は概ね好評でよかった
(素人意見とはいえ)
一人変な奴が踊っとる(笑)


 今回紹介するのは『ニセ科学を見抜くセンス』。著者の左巻健男・法政大学教授は26年間中学・高校の理科教員をしてきた「理科教育の専門家」。と同時にニセ科学とも対決してきた方でもあります。残念ながらこの本には糖質制限は取り上げられていないのですが、大いに参考になることが書いてあったのでご紹介。



 守備範囲外なので簡単にふれるだけですが、こんなニセ科学が並んでおります。何に興味を持ちました?



●とにかく危険なニセ科学・EM菌:農業・河川の浄化・放射性物質除去・殺菌消毒etc何にでも効き1200℃で焼かれても生きてる地上最強のバイキン―そりゃここまで書いたら誰でも「怪しい」としか思わへんやろ(笑)。

ただ問題なのはEM菌が教育や環境の世界に入ってきたり(善意・公金が虚しいことに利用される)政界で活動をしていたり(「有用微生物利活用推進議員連盟」。今日日の政治家は理系リテラシー低いな)批判の声を封じようとしたりしているため左巻教授は「危険」と見ている、くわばらくわばら。


○マイナスイオン:陰イオンとは別物。「あるある大事典」で知名度が高まり、大手家電メーカーが参入。インフルエンサー(笑)の失墜やら何やらでその後下火になるがなんだかよさそうなイメージは残ってしまった。マスコミと企業がグルになって広めた迷信ってのが糖質制限とよく似ていますな(糖質制限は五流の医者とマスコミ、やがて食品業界。


●水道水とミネラルウォーター:水道水は水道法、ミネラルウォーターは食品衛生法。さて、どっちの基準が厳しいかな?東京都水道局の水道水質基準も見ておこう。


○伊■園が儲け損なった(笑)水素水:胃腸薬一包分の効果を得るには水素水を●L飲む必要が?こんなん水中毒なるで?


●がんもどき理論:がんは転移するがんと転移しないがんもどきの2つ?そりゃ結果(死後)から見りゃそうやろうな・・・


○ホメオパシー・経皮毒・デトックス:一応害はないが益もない。ただし時間やお金が無駄になる。ああ、書くのがもうめんどくさくなってきた。



「人はだまされるように
できている」



 第10章(最終章)は「ニセ科学にだまされないために」。冷静に見ればサルですらだまされなさそうなシロモノになんでホイホイ引っかかるのか?菊池聡信州大学人文学部准教授によると人にはニセ科学を受け入れてしまう4つの心理的要因が備わっているそうです。それらは糖質制限狂信者や業者に結構当てはまります。アイツらニセ科学か(笑)?



社会的な情報の(無批判な)受容:権威ある情報源(マスコミや肩書きのある専門家)を信頼して受け入れる思考形式。


【糖質制限】東洋経済新報、日経BPなどそれなりの出版社が出版してる、著者が医師だ、ってとこかな?その医師には糖尿病専門医はほとんどおらず、編集者は理系の知識が相当怪しいんやけど(大体大学が私学文系)。


人の基本的な動機づけ:未知の出来事への興味、善意への傾倒


【糖質制限】楽してやせたい、っていう欲望があるからなあ。


見かけの実用性:見かけ上実用的な価値がある。


【糖質制限】かなり顕著やな。運動もせずに腹いっぱい食べてやせる、(短期的には)血糖値が下がる。


具体的な経験:自分や身近な人の直接・間接の体験。


これも糖毒バカはよくやる。ほぼ全ての書籍は個的体験と思いつき。


 こう見ると①・③・④は当てはまるな(笑)。



「途方もない主張には
途方もない証拠が必要」
コレ全然やってねえな(笑)



 カール・セーガンは、著書『COSMOS(コスモス)』(木村繁訳、朝日選書、1980年)の中で「途方もない主張には、途方もない証拠が必要である」と語っています。

【中略】


 ちゃんとした学術雑誌に発表され、さらに追試もクリアして、科学の世界で認められるようになります。しかし、これらの「途方もない主張」は、ただ主張されるだけです。「途方もない主張には、途方もない証拠が必要である」のに、「途方もない証拠」が弱いのです。


同書P180



 既述した④がそれやね。たとえば「糖質制限で体重が減った!」っていう奴は多々いるが、連中の主張は正直ブラックボックスで”証拠”と呼ぶのは難しい。糖質摂取量にはやたらとうるさいのに総摂取カロリー量についてはなぜか言いたがらねーし。



 なぜカロリー量も書かなければならないかというと、体重減少がカロリー制限のたまもの、ということもありうるから。これは何度も言うてるけどさ。



ニセ科学 水素水 法政
廉価版みたいなのがこっち


身につまされる(苦笑)!
科学者がニセ科学と
対決したがらない理由



 「どうして世にはびこるニセ科学を科学者は潰しに行かないのか?」もっともな疑問なんやけど、それにはそれなりの理由があるわけで。



 科学者は、ニセ科学はあまりにも荒唐無稽で相手にしたくないという気持ちをもっていることが多いです。ニセ科学を批判しても、研究業績になりませんからなおさらです。相手は、ニセ科学でも何でも使って儲けることに命をかけた業者の場合が多いです。そんな相手と対決するのはとても大変です。


 ですから科学者からニセ科学を批判する本や「論説」はほとんど出てきません。それでもニセ科学の蔓延に危機感を持った科学者の一部が動き出しています。


同書P181



 あぁ、わかるわかる。私も今までいろいろあったからなあ。ブログそのものの削除を要求してきた北陸のMEC主婦(今も元気にMECやってんのかな?)、油売りに転身した宮崎の変な看護師、「糖質制限の伝道師」の子分・・・思えばどいつもこいつもロクデナシやったなあ(爆笑)。


 私がさらに付け足すと「儲からない」のよね。イヤねぇ、ウチ、メッチャ兵糧攻めにされてるのよ・・・ホンマ皆さん頼むで(苦笑)。でもまあ、私みたいな物好きは一人ではないんやなとわかったことがこの本を読んだ一番の収穫ですわ。



印象に残ったあとがき



 左巻教授は理科教育の専門家だが、自然科学を教える理由についてこうあとがきで書いている。中々これが印象深かった。



 自然科学は、客観的実在たる自然の構造、法則性、歴史をさぐっていくという理論的探究の営みである。また、その探求の結果として、その歴史的時点での自然像をはっきりさせる体系的知識でもある。


 その自然科学をなぜ教えるか。


 ぼくは、自然科学教育の目的を2つにしぼってみた。


 第1に、おもしろいからである。

【中略】



 第2に、行動判断の土台になるからである。


 本当に生死をかけたレベルでの行動の判断は、自然科学の基礎的知識なしでは行えない。


【後略】





 大げさかもしれないが、決して間違ってはいないでしょ?





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