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「日刊ゲンダイ」、もうちょっと健康情報頑張れよ

メディアリテラシーの
手頃なテキスト



麦のめぐみ 全粒粉 全粒食パン


 高橋由伸監督(巨人)の辞任が発表されたので徒然なるままに「日刊ゲンダイ」のサイトを眺めていたのですが・・・健康情報、もうちょっとしっかりしろ。スポーツの話題(大体悪口)くらいしか楽しまれへんやんけ、どないしてくれんねん(苦笑)。


 今回記事にするのは「8年以上ベストダイエット首位 再注目の「ダッシュ」って?」(2018年05月17日 by シェリーめぐみ)https://hc.nikkan-gendai.com/articles/229193?page=1なんですが、これがフェイクとまでは言わないが足りてない。この記事書いた”シェリーめぐみ”って何だよ?”シェリー”と”めぐみ”、どっちが名字やねんな(笑)?



 ケト、パレオ、メディタレニアン……などさまざまなダイエット法の中で、アメリカで2018年のベストダイエットとして改めて注目を浴びているのが「ダッシュダイエット」です。

“改めて”というのは、このダイエットは15年以上前に考案され、ランキング大手の「U.S.News」のベストダイエットで8年以上トップを走り続けているダイエット法だからです。

 考案したのは国立衛生研究所の研究機関のひとつ「心肺血液研究所」で、ダッシュ(DASH)という名前は「Dietaryapproachestostophypertension」の頭文字を取って縮めたものです。そもそもは、高血圧を治療するための食事法でした。

【中略】


 方法はとてもシンプル。野菜と果物を大量に取り、雑穀、ナッツ、豆類を中心とした食生活にします。肉類は脂身の少ないもの、乳製品もローファットで。ここまでは誰でも気軽にできそうですが、ポイントは「塩分と糖分を徹底的に控える」こと。これがやってみると結構つらいという意見もあります。

 特に決まったメニューなどはありませんが、米国保健社会福祉省発行のガイドラインに沿って食べていれば、確実に効果が上がると評価されています。近年のキヌアやスーパーグレインなどの雑穀人気や、ベジタリアン増加の追い風もあり、現代の食のライフスタイルにマッチしたダイエットともいえそうです。

https://hc.nikkan-gendai.com/articles/229193?page=1

https://hc.nikkan-gendai.com/articles/229193?page=2




 シェリーめぐみと「日刊ゲンダイ」、もうちょっと考えて書いてくれ。弊ブログの読者諸賢ならばまあ見抜けるでしょうが私自身のおさらいも兼ねてファクトチェックしていきましょう。実はインターネット端末ひとつでできちゃうんだけどね。



とりあえず
検索してみる
すると・・・



 何か探し物があるとまずはGoogle検索する人は多いはず。弊ブログとの出会いもそれだった読者も多いし。で、まずはこの「ダッシュ食」をGoogle検索ポン。



 依存してはいけないのだが検索結果1P目に出てくるWikipedia(ダッシュダイエット)を見てみよう、ドキドキワクワク。



ダッシュダイエットでは、果物、野菜、全粒穀物、低脂肪食品を充分に摂取する。制限するのは、砂糖で甘くした食品や飲料、肉の脂身などの「悪い油」である。ダッシュダイエットは、血圧を下げる効果がある他に、バランスの取れた栄養素を摂取できるようにデザインされている。ダッシュダイエットには、カリウム、カルシウム、マグネシウム、たんぱく質、食物繊維が充分に含まれる。

アメリカ合衆国農務省は、ダッシュダイエットを、理想的な食事プランの一つとして推奨している。また、アメリカ心臓協会AHAもダッシュダイエットを推奨している。

ダッシュダイエット 



 しかも有難いことに2000kcalを摂取する場合の具体的な食品配分量まで書いてくれている(無論翻訳して)。誠に頭が下がります。



DASHdiet 全粒粉 wholegrain
this:wiki(jp)
that:USA保健省
it:mayoclinic


 ん?”全粒粉の食パン”って書いてネェ?しかも7~8枚。食パン1斤(約340g)で900~1000kcal程度あるのでまあその位は確実に摂取してることになるよな。どーすんねんシェリーめぐみ&「日刊ゲンダイ」ヘルスケア、無料情報に負けてんぞ(爆笑)!?なおmayoclinicではこう書いてます。



Here's a look at the recommended servings from each food group for the 2,000-calorie-a-day DASH diet.

Grains: 6 to 8 servings a day

Grains include bread, cereal, rice and pasta. Examples of one serving of grains include 1 slice whole-wheat bread, 1 ounce dry cereal, or 1/2 cup cooked cereal, rice or pasta.

Focus on whole grains because they have more fiber and nutrients than do refined grains. For instance, use brown rice instead of white rice, whole-wheat pasta instead of regular pasta and whole-grain bread instead of white bread. Look for products labeled "100 percent whole grain" or "100 percent whole wheat."
Grains are naturally low in fat. Keep them this way by avoiding butter, cream and cheese sauces.

DASH diet: Healthy eating to lower your blood pressure



全粒粉 全粒食パン
麦のめぐみ 全粒粉入り食パン
 6枚スライス


 ん?あんまり飽和脂肪酸の高そうなモン食うなって書いてるような気がする・・・まあいいや。しかも有難いことにWikipedia日本語版、情報源のリンクも忘れない。シェリーも「日ゲン」編集部も一応大学の学部は卒業してるだろうからこの位のことはしているはず・・・ん?情報ソースなしかよ(爆笑)!?基本誰が書いたかわからないからと陰口を叩かれるWikipedia日本語版だが、理系分野に関しては頑張ってますね(原稿料も出ないのに)。



”糖質”という単語が
踊ってたらまず警戒
フェイクっぽいから



 このシェリーめぐみ、一応経歴が書いてありますが別に医療従事者や栄養の専門家ではないようです(肩書はジャーナリスト、テレビ・ラジオディレクター。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住)。極端な話「単に英語圏に住んでるだけの素人」かもしれない。それにまあ、フェイクニュース作るんなら別に英語圏に住まんだってエエもんな。実際にマケドニアとか富山県とかでもエエんやし(爆笑)。



 この記事は書き方が悪かった。まず”糖分≒炭水化物では必ずしもない(炭水化物の中に糖分がある)”ことを書かねばならない。世の中にはおっちょこちょいが沢山いて、「日刊ゲンダイ」読者も例外ではないから。他のどうでもいい文章をカットしてでもこの部分は入れておかないといけないのに!



 そして一応検索エンジンで調べる。本来なら規模の大きい図書館などでじっくり調べたいのだがとっかかりだけでも得られたらまあよしとしよう。



 それと「その出処が明らかでない」情報についてはとりあえず判断保留しておく方がいい。日本の新聞・放送・出版業界は基本的に大学卒(ただし学部卒だけ。今日日学士は高学歴とは言えないのに)しか採用しない。大学でレポート書けば参考文献や引用は書かないといけないと指導されるのにねえ。出所不明の情報ってのは


①おっちょこちょいで忘れた

②後ろ暗くて書けなかった


 なんだろうなぁ。ちなみに調べててムカッとすることが結構多かった。糖毒バカは平気でフェイクニュースを流す。それからすると(足りないところが多かったけど)シェリーめぐみはまだマシな方かな?



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「2型糖尿病対策には握力やバランス感覚が必要!」ここまでは良かったが・・・

糖尿病予防などに
おすすめの体力測定と
運動?見てみたい



握力計 握力


 糖尿病ネットワークが興味深い記事を挙げてくれていました、感謝。簡単な体力テストで糖尿病リスクが判明 握力やバランス感覚が重要です。



 2型糖尿病の予防・改善には体力が必要、まあこれは誰も異論は挟むまい。しかし体力とは筋力・筋持久力・柔軟性etcと多岐に及ぶため「どの体力を伸ばすと目的達成に有利なのか?」は不明だったので東北大学の研究チームが新潟県労働衛生医学協会の協力を受けて20~92歳(糖尿病ではない)の健診受診者2万1,802人を対象に体力測定を行い調べてみた。凄いぞ東北大学! 



 体力項目ごとに成績順にそれぞれ4グループに分けて、最大6年間追跡した。その結果、筋力を測定する「握力」と、バランス能力を測定する「閉眼片足立ち」のテスト成績が悪いと、2型糖尿病のリスクが上昇することが明らかになった。

 「握力」の値が体重の8割ぐらい(体重が60kgで握力の成績が48kg)のグループと比べると、半分ぐらい(体重60kgで握力の成績が30kg)のグループでは、2型糖尿病リスクが56%上昇した。

 このほか、下半身のパワーを測定する「垂直跳び」や柔軟性を評価する「立位前屈」の成績も2型糖尿病のリスクに関連していたが、肥満の指標である体格指数(BMI)で調整すると関連は薄くなった。

 筋力やバランス能力とは異なって、2型糖尿病リスクに対するパワーや柔軟性は、肥満が影響している場合もあることが示唆された。その他の全身反応時間や筋持久力については、2型糖尿病のリスクと関連はみられなかった。

同上



 とりあえず概要はここで読めますので読んではここで読めますので読んでおこう。その後握力”のみ”とバランス感覚”のみ”を養うエクササイズを紹介。しかし記事をとりあえず読んでみた感想なんですが、正直「木を見て森を見ず」だなぁ。東北大学大学院と新潟大学に対して申し訳ない気はしますが・・・いや、国立大学であり地元の医療にも貢献してるからさ。



片足閉眼立ちの
私的な意見



 私は一応アレを3分続けられるのでそれなりのことが言えます。確かにバランス感覚は必要なのだがその勝負はせいぜい1分半くらいまで。それ以上耐えるには下腿(主にふくらはぎ、腓腹筋・ヒラメ筋)の筋力および筋持久力(特に後者)が必要になる。バランス維持に最適なポジションを見つけたあとその持続のために筋力と筋持久力が動員されやがていい加減疲れて力尽きる(笑)。後半戦は実質的にアイソメトリックトレーニングみたいな感じがする。



 また”下半身のパワーを測定する「垂直跳び」”と書いてますが正確には”下腿のパワー”。なので下半身とはいっても大腿(大腿四頭筋・大腿二頭筋)やおしり(大臀筋)などはあまり使わない。またこの下腿の筋力ってのは後天的に伸ばすのが難しい(伸びしろが少ない)。そりゃそうかな、柔道・レスリング・ラグビー・陸上短距離走etcゴリマッチョ競技者を見てもふくらはぎが太腿より太い奴なんてまずいない。スクワット(大腿四頭筋)やデッドリフト(大臀筋)の方がカーフレイズ(腓腹筋・ヒラメ筋)より扱える重量大きいもん。



ふと思い出した
あの怪力投手



 あと筋力の指標とはなっている握力は前腕屈筋・前腕伸筋など前腕部由来の筋力だがこれもふくらはぎ同様伸び代が少ない。前腕についてる筋肉量なんてそこまで多くないだろ?どう考えても大胸筋や広背筋の方が・・・。ここまで書いてある怪力プロ野球選手のことをふと思い出した。



 14~15シーズン阪神タイガースに在籍したオ・スンファン(呉昇桓)投手。身長こそ180㎝ないがウエイトトレーニングで作った90㎏以上ある身体から”石直球”と称される150km/hの速球を投げていた。その彼が韓国の某TV番組に出演した際にリンゴを両手でひねって真っ二つにしていた、プロレスラーかよ(笑)。「東スポ」サイトで記事が出ていて驚いたのでよく覚えている。



呉昇桓 握力 リンゴ
しかし記事内容と画像が
合ってねぇのもスゲェな(笑)


 握力を鍛えることは大いに結構だけど「握力だけ」を鍛えてもあまり首尾はよくないんちゃうかな?スンファン投手も「握力だけ」が強いわけではないし、ちょっとやそっと鍛えたくらいでは(というか無茶苦茶鍛えても大概の人は)体重より大きな握力は手に入らない。握力≧体重の人は滅多におらんで?




invertedrow(斜め懸垂)
標的は広背筋・・・だが握力も必要
低い鉄棒は公園に必ずあるから
税金取り戻すためにやってみよう(笑)!


体力診断の方法に
問題があるのだろうけど



 まあ割と簡単に筋力・パワーを測れる部位が前腕・下腿くらいしかないというのもあるんでしょう。それに体力のある健康な人は大抵握力もバランス感覚もあるわけで。ただそれが記事だけを読むと

体力のある健康な人≒
握力・バランス感覚が高い人


と誤読・誤解されかねない。その辺「ん?」と感じたのですわ。目指すべきはある程度以上体重のある筋肉質な身体であって、握力・バランス感覚に優れているのはその結果だろうし。



 私的な事柄ですがこれが250記事目か。更新頻度は減ったけど(ゴメンナサイ・・・)思えば結構書いたもんだ、これからもよろしく!





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糖毒バカ悔し泣き(笑)、担当管理栄養士の見た”リアルテニスの王子様”

一時ブームになった
グルテンフリー
アレ一体何だったのか



錦織圭 テニスの王子様
リアルテニスの王子様
意外にも島根県松江市出身


 プロテニス選手のノバク・ジョコビッチ選手が糖毒バカやあいつらをカモにしてる業界人の間でもてはやされた時期があった。何でも小麦製品を食べない”グルテンフリー”という食事法を実施しているのだとか。まあそれ自体は構わんのだが何故かその食生活をしていない、という理由で日本のプロテニス選手の錦織圭選手をけなしていた。「錦織がジョコビッチに勝てないのは糖質を食っているからだ」とかいう奇妙な理屈で。



 これまでに錦織選手ほどに通用した日本の男子テニス選手がいないこと(つまり元々難しい)、他のトッププロ(たとえばラファエル・ナダル選手など)が必ずしもそういう食生活をしていないことを考えればケトン脳ってのはずいぶんと短絡的・慌て者やねんなぁ。



 では錦織選手は一体何を食べていたのか?2011年から3年間彼の管理栄養士を務めた細野恵美氏(森永製菓〈株〉ウイダートレーニングラボ所属)の書いた一流アスリートの食事 勝負メシの作り方』(三五館)にそれが書いてあった。



2011年当時の
王子様の課題
糖毒バカはやはりバカ(笑)



細野恵美 管理栄養士
ここから買っても私には
ビタ一文入らない・・・


 2011年11月にウイダートレーニングラボで細野栄養士が直に対面した錦織選手の第一印象は「線が細い」だった。



 細い。2011年に錦織選手にはじめて会ったときの印象がそれだった。誤解を避けるために言っておくが、決して悪い意味で言っているのではない。当時の錦織選手は均斉の取れた、きれいな体をしていて、しっかりとした筋肉質の体だった。一流の選手として申し分のない肉体であることは間違いない。それでも海外のトップ10プレーヤーと比べると、線が細い感じがしたのである。

 当時、21歳の錦織選手の身長は178センチで、体重が68キログラムだった。
『一流アスリートの食事 勝負メシの作り方』P84



 女子選手だけどセレーナ・ウィリアムズ選手(175/70)よりも軽かったのね。ましてや欧米の男子トッププロは190㎝近い長身揃いなので10㎝身長差のある錦織選手はフィジカルが厳しかった。そんな圧倒的な体格とパワーを併せ持つ化物と時には数時間に渡ってゲームをしなければならない、そりゃ大変だわな。錦織選手も「もっとスタミナが欲しい」と語っていたそうな。細野栄養士は彼の課題を「疲労回復」「筋量増大」「スタミナ(筋持久力)向上」と判断した。



 「糖毒バカはやはりバカ」と書いておいたので、ここではアイツらがどこがどうバカなのか書いとくわ。相手の事情も知らねぇで好き勝手吠えてんじゃねえよ。それにお前らがやってんのはせいぜい程度の低い目方の減らし方やろ?王子様は筋量増大させんといかんのに・・・まぁええわ。



王子様のお食事
before→after



 錦織選手は米国フロリダに拠点を設け普段はそこで暮らしている。一方細野栄養士が所属する森永製菓は東京の会社、まあ今は通信が発達しているんでE-メールでやり取りできる(便利やね)。普段どんなモンを食べてるのか画像に撮って送ってもらっているうちにあることに気がついた。



 すでに記したように、私たちはメールを通じて、彼のふだんの食事の内容をひとつずつチェックしていった。そこから浮き上がってきたことは、彼が毎日の食事で肉を多く食べすぎていて、糖質の摂取がおろそかになっていたこと。肉類が主食になっていて、ごはんと野菜が主菜や副菜のようになっていた。立場が逆転していたのである。しかも、錦織選手は生まれつき食が細く、肉をたくさん食べてしまうとすぐにお腹が一杯になって、糖質の摂取が難しくなってしまうのだ。これがその傾向にさらに拍車をかけていた。

 ここを変えれば彼の肉体も変わる。スタミナもついてくるはずである。

同書P89



 そして細野栄養士は錦織選手にこう提案した。



 ①肉などタンパク質の摂り過ぎに注意する

 ②炭水化物主体の食事にする

 ③一日の食事を7~8回に小分けにする

 ④リハビリ中の食事は野菜を多めにする



 具体的にどんなものを食べていたのかは教えてくれなかったが、糖毒バカ的には困った食生活になったわけやな。そしてその結果は?



食事変更後の
リアルテニスの王子様の
身体と成績



 3年後の2014年。錦織選手は75㎏まで増量し、どういうわけか体脂肪率は減少していた。現役運動選手なので元々体脂肪率自体は低かったのだがそれがさらに低くなった。筋肉の方がより増えた、ということか?ここでは体脂肪量について触れていないのでこれ以上はなんとも言われへん、歯がゆい・・・。



 競技成績はどうか?2014~16の大雑把な成績を並べてみたで。



錦織圭 戦績


 アッハッハッ!糖毒バカめ、ザマミロ!!私の手柄とちゃうのにエラソーやな(苦笑)。そーいや弊ブログでもゲリてつ(Dr.糖尿モヤシ教祖の子分の1人)をこきおろした過去記事がありましたなぁ・・・懐かしい。



アスリートでも
肉の食い過ぎは
無駄なだけ



 糖毒バカのヤブ医者がよく「糖質制限では肉をたらふく食います。肉はタンパク質だから、食えば食うほど筋肉つきます!」みたいな世迷い事をほざいているのを聞くたびに「コイツ、モルヒネのやり過ぎか?ケトンの効き過ぎで幻覚・幻聴三昧か?」と(こんなアホに言論の場を提供するカス・ゴミニケ―ション各社に対して)イライラする。結論から言うと、そんな異常なこと起こりえません。



 大して運動もしない一般人のタンパク質摂取量の目安は体重1㎏当たり0.8~1.0g、運動選手でも2.0g程度。それ以上摂取したらどうなんねん?



タンパク質 摂取量 摂り過ぎ
上が体タンパク質合成量
下がタンパク質の酸化
(エネルギーとして消費)
画像にリンク貼ってるから見てね


 エネルギーとして消費されるわけですわ。運動選手が増量するのは筋肉を増やすのが目的だから、タンパク質を多く摂ってもある程度以上は無駄なだけ。なお筋肉増やすなら運動後すぐにメシ食った方がええな、別に高タンパク質やのうてもエエから。



ジムに通う人の栄養学 糖質制限 グリコーゲン


 過去に取り上げたジムに通う人の栄養学」(リンク先は弊ブログ記事、スマン)が参考になる。細野栄養士もかなり参考にしているので未読の方、あるいは忘れちゃった方は一読ないし再読を。




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【朗報?】意外と浸透・普及してい・・・ることもなかった糖質制限

「日経MJ」で
糖質制限の
こんな記事が



 本屋やコンビニの棚に糖質制限の本が並んでいることが珍しくない忌々しいことこの上ない昨今、「日経MJ」2017年12月10日号(この新聞は隔日発行)に外食店の低糖質メニューについてのアンケート結果が載っていた。調査はインターネットを使って10月2~11日に首都圏・関西圏・東海圏在住の20~69歳の男女にあたり、1万472人の有効回答を得た。引用は何もない場合この号11Pからのものとする。



 リクルートライフスタイル(東京・千代田)の「ホットペッパーグルメ外食総研」の調査で、外食店の低糖質(ロカボ)メニューについて、過半数の52.6%が今後外食店で「食べてみたいと思う」と答えた。直近1年で「食べたことがある」人は14.7%。消費者の健康志向が高まるなか、市場開拓の余地は大きい。



 へぇ、意外に少ないんだな。まあこれだけでは「食べたことがある」14.7%がその後も継続して食べているのか、一回食べたら「もういいや」になったのかまでは分からないけど。



構成上楽しそうな
こっちから紹介



低糖質 ロカボ バカ


 日経グループは糖質制限・低糖質で稼ぎたいから記事中では後回しにしていたけど(笑)先にこっちから書いておきたい。いや、当ブログの構造上の理由で。


 これらの他の少数意見としては「割高」「一過性の流行だ」と言う人も各15%前後いた。”食べてもらうにはネガティブなイメージの払拭も課題だ”と記事中では書いているが、私としては食べたくない理由に「Dr.糖尿モヤシ教祖やバカボ山田がどう見てもうさんくさい」「富山の狂気のMEC主婦みたいな糖質制限に絡めとられた奴のブログを読んでドン引きした」「あないなアホになったら会社クビになるから」等の理由が上位になかったことが残念ですわ(爆笑)。なおネガティブイメージ払拭の有力な方法としては「積極的な情報公開」なんですけど、これ全然やってへんでしょ?「ウソも100ぺん言えば真に受ける奴が・・・」やからなあ。



 食べてみたい理由はこんなんです。特に言及する必要もないか。



低糖質 ロカボ インチキ


実際に食べてる・
食べたがってるのは
こんな連中



 わざわざ外食で低糖質メニューなんぞを頼むバカはどんな性別・年代に多いのか?20代男女・30代男性で6割か。比較的若い独身世代が単純に外食利用率が高かったんかな?



低糖質 ロカボ 健康情報


 一方こんなアホなモンを食べてみたいという物好きが多かったのは上から順に30代女性・20代女性・50代女性。「現在低糖質を意識した食事を心掛けている」人が最も多かったのは60代女性。故桐山秀樹氏(もうすぐ2年になるのか、早いなあ)が大昔に女性を舐めきったことを文芸春秋のサイトで吹いてましたが、女性の少なからずが健康情報のリテラシーが低いのも事実なんだなあと改めて実感。弊ブログは結構女性読者が多いのでもっと頑張って邪悪なモノどもと闘わなければ(苦笑)。




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遅ればせながら補足説明 脳卒中と動物性タンパク質と脂質

書きたいことは多いのに
なぜか筆が動かない
嗚呼、困った困った



 結構書きたいこと、書かなきゃいけないことがあるのになぜか筆(いや、指か)が動かない!ずいぶん筆不精になっちまったなあ、反省。でも必ず書くので物好きな弊ブログ愛読者の皆さん、応援よろしく!


 少し前に取り上げた近藤誠氏の記事で「?」と感じたことがあったのでそれを遅ればせながら書きました。



”一般的に体重が減るとコレステロールや中性脂肪の値も下がりますが、特に前者は細胞を包む細胞膜の原料などになる重要成分です。つまり、必要以上に体重を落とした場合、細胞膜の強度もそれだけ脆弱になっていく。糖質制限ダイエットでがんや心血管疾患による死亡が増えたのも、細胞膜の強度が落ちてがん細胞の増殖を許したり、血管を形成する細胞が脆くなったりしたため、と考えることには妥当性があります

”【前略】それでもがんや心血管疾患による死亡が増えたのは、今説明した理由によるものと考えられますが、より広い視点に立てば、栄養不足が体の抵抗力を弱めた結果ということもできるでしょう。事実、第二次世界大戦前、『人生50年』などと言われていた日本が、今日、世界トップクラスの長寿国になりえたのも、極悪だった栄養状態が劇的に改善されて、日本人の体の抵抗力が一気に増していったからなのです”

「サンデー毎日」2017.10.01 21P


死因ベスト3 脳血管疾患 心疾患


 私は結構誤字が多いな、申し訳ない。上記引用の文章、上の段落と下の段落のつじつまが合わないので変だ。脳血管疾患の死因数の順位が落ちていることを理由にしたのですが、それの補強をさらに。あまり糖質制限とは関係ないかもしれないが近藤氏が糖質制限を話題にしていたので取り上げる。「主張が同じ≒味方」と必ずしも考えねえんですよあたしゃあ不器用なモンで。だから人気あらへんのかなぁ(苦笑)。



脳卒中
(脳梗塞/脳内出血)って
こんな病気



 まずは脳卒中(脳血管疾患って大体これ)の説明から。当記事に関連があるところのみを書き抜いているのと適宜に改行しているので興味がある方は『南山堂 医学大辞典』を読んでや。


脳卒中 のうそっちゅう [英cerebral apollexy 独zerebrale Apoplexie 仏apoplexie cerebrale ラapoplexia cerebri]


【前略】



脳卒中とは脳血管が詰まり、または破れて出血して、脳に酸素や栄養を供給できなくなったり、脳が破壊されたりした病気の総称で、脳血管障害ともいわれる。脳卒中の分類として、脳の血管が詰まる脳梗塞cerebral infarctionと頭蓋内出血intracranial hemorrhageがある。


脳梗塞には3つのタイプがあり、高血圧、加齢などが原因で脳の深い部分に直径1.5㎝以下の大きさで、細い血管が詰まって起こるラクナ梗塞lacunar infarctionと、糖尿病、脂質異常症、高血圧などが原因で脳動脈、頸動脈などの太い血管に動脈硬化が起こり血管が詰まるアテローム血栓性梗塞atherothrombotic infarction、そして心房細動や心臓弁膜症が原因で心臓に生じた血栓が流れて脳の血管が詰まる心原性脳塞栓症cardiogenic cerebral embolismなどがある。頭蓋内出血を起こすものに脳出血cerebral hemorrhageとクモ膜下出血subarachnoid hemorrhageがある。脳出血は高血圧や加齢のために血管壁に変性が起こり、傷害を受けたところが破れて出血を起こすもので、クモ膜下出血は脳を覆っているクモ膜と軟膜の間のクモ膜下腔に脳動脈瘤の破裂や脳動静脈奇形の破裂により血液が広がるもので、激しい頭痛を示す。脳卒中の危険因子としてとくに重要なのは、脳梗塞では高血圧、糖尿病、脂質異常症、加齢で、心原性脳塞栓症では心房細動である。

【後略】



『南山堂医学大辞典』(20版)P1902



 私自身も深く考えてなかったけど、脳梗塞は脳卒中の一種類なのか。知識の確認ってのはやっとかんとアカンなあ。



奥田昌子医師の
新書にも脳出血の
言及があるで



日本人の体質 講談社ブルーバックス 糖質制限


 以前も紹介した奥田医師の欧米人とはこんなに違った日本人の「体質」も脳出血について言及があったので紹介します。



【前略】東北地方、とくに秋田県は脳出血による死亡率が高く、長年にわたって対策を進めてきました。そのため膨大な研究データの蓄積があります。1950年代の初めには、高血圧患者さんの割合が秋田県の農村は60%にのぼり、これとは対照的に、脳出血が少なかった岩手県の漁村では20%と報告されていました。その差、なんと3倍です。


 この二つの地域を比較したところ、冬になると厳しく冷え込むのは同じでも、生活習慣に大きな違いがあることがわかりました。脳出血が多い農村の人は、冬は雪に閉ざされて新鮮な野菜や魚が手に入らないので、塩味の強い漬物や干し魚を食べていました。米どころであったことから、どぶろく作りが盛んで、屋内で酒を酌み交わしながら静かに春を待つのが常でした。その一方、脳出血が少ない漁村の人たちは、海藻や野菜、そして新鮮な魚を多く食べる一方で、米が不足しがちだったためにあまり飲酒をせず、冬も漁に出て体を動かしていたのです。


 新鮮な魚は質の良い動物性蛋白質を含んでいます。蛋白質は血管を丈夫にしますし、動物性蛋白質に多く含まれる含硫アミノ酸という成分は、交感神経の興奮をしずめて血圧を下げる働きがあります。そのため秋田県全域で、減塩指導とともに、魚や肉に含まれる動物性蛋白質の摂取を進め、必要に応じて血圧を下げる薬を使用したところ、脳出血による死亡が激減しました。


『欧米人とはこんなに違った日本人の「体質」』P88~89



 秋田の田舎の場合、塩分過多・酒の飲み過ぎ(これらによる高血圧)・良質なタンパク質の不足・運動不足(雪かきくらいはするかもしれんが)が原因の脳出血ということになる。ということはラクナ梗塞か脳出血だろうな。



「和食はヘルシー!」
いや、それがそうでも
あらへんのよ(笑)



 少し前に巷で「和食はヘルシー!」とか言われてたらしいけど、アレいいのかな?日本の食事がヘルシー(健康的?)になったのは戦後からなんだけどなあ。奥田医師の続きをやるで!



 100年前の日本人が摂取する蛋白質は95%が植物性で、動物性蛋白質はほとんど取っていませんでした。しかし戦後に入ってきた米国の食文化の影響もあって、動物性蛋白質の摂取が急速に増え、その一方で植物性蛋白質の摂取が減少しました。その結果、1980年ごろから動物性と植物性の摂取量がほぼ同じ状態が続いています。脳出血の発症率はぐんぐん下がり、この時期以降、日本は長寿世界一になりました。


 蛋白質だけではありません。脂肪には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸が含まれています。その比率は食品によって違い、肉の脂肪はおおむね飽和脂肪酸が多く、魚の脂肪はたいてい不飽和脂肪酸が多くなっています。(略)日本人を対象とするコホート研究から、飽和脂肪酸を多く摂取する人ほど、日本人に多いタイプの脳出血と脳梗塞の発症率が下がることが示されました。飽和脂肪酸に血管を丈夫にする作用があるからではないかと考えられています。


 ただし、動物性食品の摂取を増やすのは危険と紙一重です。とくに肉は脂肪の摂り過ぎにつながりやすく、糖尿病、心筋梗塞、他のタイプの脳梗塞、そして一部のがんの発症率が上がります。動物性食品の摂取は、これ以上増やさないほうが良いでしょう。


同書P89~91



 引用中の”他のタイプの脳梗塞”、前後から考えてアテローム血栓性梗塞atherothrombotic infarctionのことでしょう。これからわかるのは「長生きしたけりゃ肉は食べるなちゃんとそこそこ食っとけ!」ってこと。いかにして飽和脂肪酸を摂り過ぎずにタンパク質を摂るのか、それが大事やな(一応奥田医師にも弓を引いておきます)。しかしアレですなぁ。年寄りには(いや、誰でもやけど)絶対にMad・Excentric・Crazy、略してMEC食なんかやらせちゃいけませんな(爆笑)!前の記事にも載せましたが日本の人の栄養摂取量の移り変わりを表にしたのでどうぞ読んで!



日本人栄養摂取推移 

動物性たんぱく質 動物性脂質

つくづく思うけど私
よくこんなしんどいこと
やってるなあ


 それではそろそろ〆を。「サンデー毎日」の記事の近藤氏の主張「栄養不足でがんなり心血管疾患が増えた」はあまり的を射てはいないな、むしろ栄養(飽和脂肪酸)過多と運動不足が原因だろうにと感じたので書きました。知名度の差はいかんともしがたいのですが(苦笑)近藤氏のファンが真に受ける前に読んでくれたらありがたいなあ。




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